これ15年前の自分に言いたい言葉ナンバーワンです。
不登校になる理由は人それぞれなので僕が何か書いたところで参考になるかはわかりませんが、思うこともあるのでちょっと不登校関連についても書こうかなと思ったのでちょいちょい書くと思います。
僕は子供の頃、当然進学校の高校に進み、当然のように大学に通って、当然のように大企業に入ってサラリーマンをして、出世して、安定した人生を送るものだと思ってました。
そんな僕は中学校2年生の時に学校に行けなくなりました。とはいえ、連続して30日とかは休んでないので不登校と言えるか微妙です。
文部科学省のページによると不登校の定義は以下です。
「何らかの 30日以上欠席した者のうち、病気や経済的な理由による者を. 心理的、情緒的、身体的あるいは社会的要因・背景により、除いたもの」と定義
というと僕は不登校ではなくなるのかもしれない。たまに午後から行くとか、部活だけ行くとか休む日もだいぶ多かったり、学校に行ってもノートを取る気力もなく、机に伏せているそんな生活でした。
不登校になったら人生詰むのか?
詰みません。
ただし、やり方を間違えると人生ハードモードにはなる。僕はちょっとハードになりました。
外れてもやけにならずに生きていける物は残しておいた方が良い。僕の場合は、中学校で全てを捨てかけました。人生終わったから未来なんてないと思っていたので、勉強もしない、テストも受けない。当然内申点も悪く、遅刻欠席が多いため、行きたいと過去に思っていた学校に行けなかった。そこから生きるために未来を考えるようにメンタルを変えるのが正直難しかった。
最近は不登校YouTuberみたいな人たちも増えてるので、人生終わったと思うことは少なくなったかもしれないですが、僕は学校に行けなくなった瞬間に人生終わったと思いました。友達も作ろうと思わなかったし、勉強もしない、オシャレもしない。
一回そうなってしまうとまともな生活に戻すのかなり難しいです。僕は高校時代に割と前向きになれましたが、社会人3年目まで遅刻癖までは治りませんでした。コミュニケーションも苦手な方だと思います。あとは普通に人に馴染むのが苦手です。
ただ会社員として普通に働くこともできたし、フリーランスとしてやろうという決断も取ることはできました。続けるかは別として。
意外と社会に出ると中卒だったり高校中退の人も多いです。
不登校になりかけてよかったこと
家にいると親に学校に行っていないことがバレるので( 結局は学校から電話がかかってきてバレます )、学校に行くのですが、途中で心が折れて公園で立ち止まったり、学校が終わるまでフラフラ近所を歩き回ったりしてた頃がありました。
その時によくわからんヤンキーみたいなお姉さんに声をかけられたことがありました。正直、ヤンキーなめてたんですが電話中にも関わらず、電話を切って僕のことを心配して話しかけてくれたみたいです。当時は勝手に人間不信になっていて誰も信じないみたいになっていたので、そのお姉さんに声をかけてもらった時はすごい心が救われました。
以来、自分が余裕がある時、慣れている場所にいる時は困ってそうな人、馴染めてなさそうな人には声をかけよう的な気持ちが持てるようになったかなと思います。割と僕の他人に対する接し方を変えてくれた人だったと思います。全然知らんヤンキー姉ちゃんありがとうww
不登校になりかけてダメだったこと
前述したようにコミュニケーションが苦手とか、遅刻癖というか同じ場所に毎日通うというのが苦手です。
最後に
人生詰んではないですが、どうせ死ぬし何もするのやめようみたいな考えにならないように、周りの人ががメンタル持ち直してあげてほしいなあと思う感じです。そういうのは親か友達、先生がやってくれたら良いなと思います。もちろん他人でも良いと思うのですが、身近な人が絶対に見捨てないと思わせてくれることが一番勇気付けてくれると思うからです。確かなんかの本にも書いてあった気がしますが忘れましたすみません。
最近、自ら学校に行かない事を公表している不登校YouTuberが話題になったりしてるのですが、僕は悪くないと思っています。理由としては、不登校で人生詰んだと思っている人の心を救えるかもしれないからです。もちろん、年齢制限とか引っかかってたらダメですが…。
あまり不登校というものを問題視するより、子供が育つ環境、家庭環境だったり学校の教育環境だったりをもう一度考え直した方がいいのではないかなと思ってます。問題という前に子供との向き合い方、考えてほしいなと。フリースクールみたいなものもありますからね。
不登校になっても詰まない環境に日本はあるので、人生は詰まないし終了しない。
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